2020年10月20日火曜日

 【最近の出来事:神経心理学会再入会】

神経心理学会」に再入会!

  過去,大東学会長,乾学会長(いずれも京都
  大学)の学会にて会場運営に関わる機会を
  持たせていただいたことがある
  想い出深い学会です。

  入門書は「神経心理学入門」でしたが,
  その著者である山鳥重先生が神戸大学の先生
  であったことも,学問への親近感を深める要因
  でした。
  臨床時代に担当ケースに起こっている事象
  は失行なのか,失語なのか?といったような
  疑問を解決するために,加藤元一郎先生や
  種村留美先生などこの分野の先生方が手を差し
  伸べてくださり,これらの先生方に神経心理学,
  あるいは高次脳機能障害学を,臨床実践的に
  学ばせていただきました。

  これまで,作業療法という職域のやめ,
  自分の業績のため,大学のためという側面から,
  リハビリテーション介入を中心とした取り組み
  や報告して参りましたし,これからもそれ
  職業人として当然に継続していく
  必要があります。
  ・・が,しかし,神経心理学という学問と
  そこで語られる症状を読み解くという過程は,
  奥がとても深く,心が強く動きされ,惹かれる
  ものがあり,そのような機会を大切にしていく
  ことは,学問的探究の原点と言えます。
 このようなことを突き詰めていくために,
  神経心理学研究グループを結成しました。

  「神経心理学会」はこれらをさらに高め・
  深める刺激となり,そして,報告や議論の場
  となることと考えています。